漁業管理グループ
1．底魚類の資源管理に関する研究
調査船でトロール網等によるズワイガニ（越前がに）やアカガレイ（越前がれい）などの資源調査や漁業種類ごとの漁獲量情報の収集を行い、水産資源の生息量や雌雄別･大きさ別の分布状況を調査しています。 　また、曳航式ビデオカメラにより、生息状況や分布状況を観察し、直接カメラで見て求めた生息密度から資源量を推定しています。
トロール調査	曳航式VTR調査（詳細はここをクリック）
2．地域重要魚種の資源管理に関する研究
アナゴ（マアナゴ）やタコ類など、地域的に重要な魚種について、資源や操業実態、漁業種類ごとの漁獲量などの情報を収集し、資源状況や分布状況を調査しています。
タコ類の水揚げ調査	マアナゴの解剖
3． 越前ウニ（バフンウニ）の資源回復対策に関する研究
近年では、越前ウニの材料であるバフンウニの漁獲量が減少しています。そこで、漁獲量が減少した原因を解明して、資源を回復するための技術開発に取り組んでいます。
ウニの測定	ウニの放流試験
4． 低コスト化に向けた新技術の導入に関する研究
イカ釣り漁業にLED集魚灯を導入し、その効果を検証する試験を実施しています。また、2隻で操業するサヨリ船曳き網の単船化に向けた漁具改良などに取り組んでいます。
イカ釣り船に取り付けたLED集魚灯	サヨリ単船化操業の試験風景
5．サワラの回遊生態に関する研究
近年、漁獲量が急増している日本海のサワラについて、回遊と海洋環境との関連を解明するため、日本海各県と共同で漁獲物の調査や標識放流を行っています。
市場に水揚げされたサワラ	標識放流調査

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