曳航式水中ビデオカメラを用いた密度調査について

水産試験場では平成14年度から「曳航式水中ビデオカメラ」を用いた調査研究を実施しています。

「曳航式水中ビデオカメラ」とは、高さ1.5m、幅1.7m、長さ2.5mの金属枠にライトとカメラを取り付けた調査道具です(下の写真)。これを海底に沈め、調査船「福井丸」で1~1.5ノット(時速2km程度)の速度で曳航しながら海底を撮影します。

調査船福井丸

撮影された映像を根気強く眺め、映っているズワイガニやカレイ類を数えます。そして、その数と撮影面積から、対象物の資源量を推定します。

資源量とは、その海域にどれぐらい生息しているかを数値で示したもので、資源枯渇につながらない漁獲量上限の計算や、漁業者へ提供する情報として用います。

「曳航式水中ビデオカメラ」は、今まで以上に正確に資源量を推定するための調査道具として期待されており、水産試験場では現在、その活用方法を研究しています。
ここでは、平成20年度の調査で得られた、水深200~350mの海底映像を公開しています。
なかなか見ることができないズワイガニやアカガレイなどの生きている姿をご覧ください。