ふくい水産振興センター長
(福井県立大学名誉教授 / 農学博士)
青海 忠久 せいかい ただひさ
ふくい水産振興センター長に就任いたしました青海です。
福井県には日本唯一の皇室献上ガニである越前がにをはじめ、若狭ぐじ、若狭がれい、若狭ふぐ、日本三大珍味のひとつである越前雲丹、若狭地方の名産である鯖のへしこ等、四季折々の海の幸があり、本県の水産業は「食」、「文化」、「健康」、「観光」など様々なものに関係する重要な基幹産業であります。
しかし、本県の水産業や水産資源には必ずしも明るい現状があるわけではありません。それは、地球温暖化などによる水産資源の減少や組成の変化が起きているだけではなく、漁業者の高齢化や担い手の不足が加わり、本県の水産業を取り巻く環境は一段と厳しくなっております。
令和元年8月1日、福井県栽培漁業センター内(福井県小浜市堅海)に「ふくい水産振興センター」を設立いたしました。当センターは本県水産業初の広域的な産学官連携組織であり、福井県、福井県立大学、福井県立若狭高等学校、沿海11市町、沿海14漁業協同組合を含む水産業界団体、民間企業の会員が包括的に連携し、学術研究、産業支援、人材育成の3つを総合的に実施できる体制となっております。
テーマごとに研究機関の他、市町、漁業者、民間企業が参画したコンソーシアムを立ち上げ、消費者や市場等が求めているものを生産・提供するというマーケットインの視点を重視しながら戦略的に生産から販売までを設計し、コーディネーターによる事業化に向けた支援を行い、産業の拡大、新しい産業の創出と地域活性化を推進してまいります。
さらには、大学、高校と連携して、学生や生徒の共同研究への参加や実習などを開催し、水産業界を支える専門人材を育成して次世代へつなげてまいります。
最後に、ご賛同いただける皆様方の積極的なご活用を期待すると共に、社会環境および自然環境の変化にも対応できる新しい水産業への転換に貢献できるよう努めてまいります。
ふくい水産振興センターは、水産業を巡る社会情勢および自然環境の変化を踏まえ、2019年(令和元年)8月1日に産学官連携組織として設立されました。
これにより、産業振興に直結する学術研究、産業支援および人材育成を総合的に実施し、計画的かつ安定的な漁業生産の実現や新しい養殖業や加工業などの産業創出および地域の活性化を推進していきます。
温暖化等の海洋環境変化に左右されずに、計画的な生産が可能である
養殖技術および新しい漁獲管理手法の研究
開発した技術を基盤とした、漁業・養殖生産から流通・加工・消費における
課題の解決による生産性・収益性の向上
企業的経営の新しい産業の創出を促すことによる地域雇用の拡大
福井県における水産業の担い手となり得る生徒や学生・大学院生、民間企業の
技術者等を対象とした人材育成の展開


福井県をフィールドに自社の技術開発・実証や水産業への参入を検討される方など、お気軽にご連絡下さい。
〒917-0117 福井県小浜市泊26
福井県水産試験場企画・先端研究室内
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