令和７年度第一回ふくい宇宙産業創出研究会公開セミナー
　～今後の宇宙・部品ビジネス～　開催のお知らせ

　ふくい宇宙産業創出研究会では、宇宙ビジネスに関わる企業のキーパーソンを招き、県内企業に向けて宇宙ビジネスや先端技術の動向に関する情報を提供しています。
　この10年間、福井県では企業や大学等様々な機関が連携し、人工衛星の筐体製造、取得データの利活用、人材育成など、宇宙産業への取り組みを進めてきました。
　現在では、一定の技術力を備えた県内企業が増え、次のステージとして「ビジネスとしての発展」が求められています。
　今回のセミナーでは、部品ビジネスの実例、高品質産業への対応、認証取得の実体験など、貴重な情報を共有する公開セミナーを下記のとおり開催します。

日時：令和７年１１月２１日（金）　13:30～17:15　（受付　13:00～）

場所：福井県工業技術センター　講堂

プログラム

１．公開セミナー「今後の宇宙・部品ビジネス」

スペースデブリ（宇宙ゴミ）観測衛星について

株式会社アストロスケール MD室　コンプライアンスグループ　　岡崎雅彦
40年以上宇宙業界に従事している経験から宇宙用部材の調達状況と、国産メーカへの期待についてお話しいただきます。
宇宙に適用するための電子部品の信頼性試験
　　～車載と宇宙航空向け要求比較、民生品の宇宙への適用検討～

沖エンジニアリング株式会社信頼ソリューション事業部
　　　　　　　　　　　　　　　評価第1グループグループ長　　出口泰氏
車載規格と宇宙規格の信頼性試験の違いや共通点、民生部品の宇宙転用事例を解説していただきます。
軽量金属加工分野での航空・宇宙分野への進出について
　　～研究会の支援を受けて～

トーヨーマシックス株式会社　　代表取締役　　　　　　　　　竹内秀和氏
受注企業としての取り組みと課題、今後の展望についてご紹介いただきます。
進工業の宇宙に関する取り組みとＮＡＳＡ認定について

進工業株式会社　　経営戦略室　執行役員　　　　　　　　　　金牧信二氏
NASA認証取得の実際や、品質要求の高い産業への対応についてお話いただきます。