街路樹管理状況の調査結果

 

「福井県内の街路樹の問題点」

 

 


 

植樹ますの破損

 

アメリカフウ

福井(停)米松線(福井市志比口)

状況

根がブロックを押し倒している。
(1.0m×2.0m)

原因

樹の大きさに対して植樹ますが小さい。

 


 

ソメイヨシノ

吉野福井線(福井市四ツ井)

状況

根がブロックと舗装を持ち上げている。
(1.0m×1.5m)

原因

樹の大きさに対して植樹ますが小さい。

 


 

トチノキ

東郷福井線(福井市板垣)

状況

根がブロックを押し、舗装がひび割れている。(0.9m×1.5m)

原因

樹の大きさに対して植樹ますが小さい。

 


 

樹形の異常

 

状況

イチョウ・プラタナス・コブシとも自然樹形とはほど遠い異常な樹形である。

対策

(立地条件、気象条件、土壌条件に問題がある。)

 

イチョウ

福井金津線
(福井市天池町)

プラタナス

福井丸岡線
(福井市宝永)

コブシ

山奥九十九橋線
(福井市左内町)

 


 

幹の異常

 

ハナミズキ 鯖江市清水線(鯖江市杉本町)

状況

寒暑により、幹焼けが発生している。

対策

幹巻をして保護すると良い。

 


 

管理不足

 

ユリノキ

福井(停)線(福井市中央)

状況

樹の生長により幹が支柱にくい込んでいる。

対策

樹の成長に合わせて、支柱も管理する必要あり。

 


 

ユリノキ

福井四ヶ浦線(福井市若杉町)

状況

樹名板を設置するしゅろ縄が、樹の生長により幹に巻き込まれている。

対策

樹の生長に合わせて樹名板も管理する必要あり。

 


 

■ 剪定状況

 

ユリノキ

樹形を考慮した剪定

樹形を無視した強剪定

剪定前

剪定後

剪定後

北五郎丸線
(鯖江市定次町)

北五郎丸線
(鯖江市定次町)

佐田竹波敦賀線
(敦賀市津内町)

 


 

トウカエデ 鯖江織田線(鯖江市有定町)

樹形を考慮したせん定

剪定前

剪定後

 


 

アメリカフウ R162号(小浜市南川町)

樹形を無視した剪定

剪定前

剪定後

 

上記資料は福井県雪対策建設技術研究所発行の環境土木通信Vol 7(05.1998)より転載しました。

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