近自然河川工法の海外事例紹介 |
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「スイス・チューリヒ州の近自然河川工法」 |
"Naturnaher Wasserbau in turich Switzerland" |
スイス・チューリヒ州トゥール川の水制工 |
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事例河川の位置図 |
スイスと福井県の |
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スイスと福井県の河川流況の違い |
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洪水調整池をビオトープ(生物の生息地)としてつくる |
国道N20の調整池 ビュシゼー池 Busisee |
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高速道路側の岸辺3分の1のみが、公園として人が入ることが出来る。あとの3分の2は立入禁止のサンクチュアリー(生物の聖域)となっている。 |
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休憩のため車を止めるとそこに自然公園がある。ガンカモ類がここで羽を休めている。 |
直線化されていた河川の再自然化 |
レピッシュ川 Reppisch Q=92m3/s A=46km2 |
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置き石、捨て石、隠し護岸、隠し帯工によってある程度の制限を仕掛けたうえで、広い河川敷幅の中で水筋を自由に泳がせ蛇行させている。 |
ネフバッハ川 Nefbach Q=57m3/s A=30km2 I=1/333 |
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大まかな構想図を練ったうえで、監督技師が現場へ出て、バックホーのオペレーターに土工や石の配置の指示を臨機応変に与える形で工事が行われた。変更設計は、随時、現場で決定され、業者と覚え書を交わす形で行われている。 |
自然階段魚道 |
テス川 Toss べラ川 Werra(ドイツ) |
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二液性エポキシ系合成樹脂モルタルに よって造られた自然な段差とプール |
自然石の石組によっ て造られた階段式魚道 |
巨石張出し水制工 |
トゥール川 Thur |
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Q=1,425m3/s |
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明確な低水護岸を設けず、張出し水制工によって河岸の侵食を防ぐ。深みと砂州がくり返し現われる水際線や、蛇行、瀬と淵などの多様な河川形態が誕生した。 |
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