「多自然型川づくり」

 

他県事例紹介その1

 

愛知県豊田市矢作川・巨石による水制工

 


 

木工沈床・杭棚工

 

◆ 農具川・長野県大町建設事務所

 

魚類等の生態を考慮した改修方法

1.

流れの一様化を回避する(川幅を凹凸させる)

2.

川底の平坦化を防止する(人工的な淵・置き石)

3.

魚の隠れ場所をつくる(空石積・木工沈床等)

 

完成8年後の状況

下流の旧工法施工済区間

 

標準横断図

 


 

植生護岸

 

◆ 大原川・滋賀県甲賀町 水口土木事務所

 

完成1年半後の状況

標準横断図

 

水に親しめる階段護岸

◆

できるだけ丸みのある自然の石を
使って、柔らかな表情を出す。

◆

階段部に巨石・置石をはめ込み、変化を与えてベンチなどに利用する。

 

魚の住みやすい護岸

◆

石積みの前面に凹型のピットと丸くて大きめの石を置く。魚だけではなく、植物もホタルも住める。

◆

自然石を使うので、水に接する表面積が
多くなり、魚の餌になる水性植物や昆虫
の幼虫などが生息する。

 

ホタルの住みやすい護岸

◆

岸辺はホタルの幼虫が上陸し、さなぎからかえりやすいように、できるだけ土壌面や樹木を確保する。

◆

水際にはホタルの好むセリ、カンスゲ、ヨモギ、ヤナギなどを植えて、日陰をつくる。

 

改修後の状況

 


 

伝統的景観護岸

 

◆ 津和野川・島根県津和野町 津和野土木事務所

 

『ふるさとの川モデル事業』

 

1.

深目地仕上げの石積み

2.

川に開かれた庭園空間・テラス空間

3.

河原とのなじみを考えた石積み低水護岸

 

改修前の状況

下流の旧工法施工済区間

 


 

ホタル護岸

 

◆ 一の坂川・山口市 長門土木事務所

 

 

改修後の状況

下流の旧工法施工済区間

 

 川幅を広げることが不可能なため河底を掘り下げ、ホタルの繁殖に必要な岸辺の草地を設けている。

 


 

矢作川水制工

 

◆ 矢作川・愛知県豊田市 豊田土木事務所

 

 自然石を使った低水護岸や水制工により流れに変化を持たせ、瀬と淵、空隙を有する多様な河川空間をつくっている。

 

改修後の状況

 

平面図

 


 

矢作川柳枝工

 

◆ 矢作川・愛知県碧南市・岡崎市 建設省中部地方建設局豊橋工事事務所

 

落差工の改良例

施工4年後の状況

 

標準横断図

 

1.

緑豊かな河川風景の復元が図られる

2.

水辺の沈床部が水生生物の生息域となる

 

柳枝工の構造図

 

上記資料は福井県雪対策建設技術研究所発行の環境土木通信Vol1(02.1996)から転載しました。

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