海藻のおしば標本の作り方


 必要な物

  海藻、台紙、ボール、新聞紙、ダンボール、布切れ、おもしの本など、扇風機。



  1.まず、海から海藻を採集しましょう。海藻は、石や岩に生えています。

   海水浴場の近くに岩場があるか確かめましょう。岩にはカキなどの貝が付着しています。

   素足で行くとけがをしますのでクツや軍手を履き、けがをしないように気をつけてください。

   海藻は、水際から水深50cmくらいの浅いところにもたくさん生えています。

   気に入った海藻を丁寧に集めましょう。小さい海藻が扱いやすいです。

   採集した海藻はバケツやビニール袋に入れて乾かないように注意して運びましょう。


 2.持って帰った海藻を種類毎に分けて標本に使う海藻を選びましょう。

   海藻は標本にする前に何の種類か調べましょう。海藻の図鑑等で調べてください。

   また、採集した日や場所なども記録して標本と一緒に保存しましょう。

   標本に使う海藻は、台紙の大きさ内に収まるものを選んでください。

   小さい海藻の標本には小さな台紙を用いましょう。

   おしば標本のページで紹介した標本の台紙は、L判(89×127mm)のものを使いました。

   初めて標本を作るときは、1枚の台紙に1種類の標本を作ることをお勧めします。

   標本に用いる海藻は、台紙に乗せる前に淡水に10分間くらい漬けて余分な塩分を除きます。


 3.海藻を台紙の上にきれいに広げましょう。

   海藻は、台紙に乗る程度に小さくしましょう。

   小さい海藻や、薄い海藻は傷つきやすいので丁寧に取り扱ってください。

   扱いにくいものは、ボールに水を張り、台紙と海藻を水の中に入れます。

   そして、ピンセット等で水中で形を整えながら、台紙をゆっくりと斜めに引き上げていきます。

   すこしやりにくいかもしれませんが、根気よく丁寧に行ってみてください。

   うまく台紙に海藻を乗せることができたら、台紙を斜めに置いて水を切ります。


 4.台紙に乗せた海藻を乾燥させましょう。

   乾燥させるときには水分をよく吸う紙(新聞紙等)に挟み込みます。

   この時、海藻が上の紙に付かないように海藻の上に布切れを置きます。

   そして、上下にダンボールを置いて、その上から重い本などでおもしをします。

   早く乾燥させるには、横から扇風機で風を送ります。

   ダンボールの横の目に風を当てると早く乾きます。

   下から紙などを置く順番は次のとおりです。


乾燥イメージ図
   @ ダンボール

   A 新聞紙

   B 海藻を乗せた台紙

   C 布切れ

   D 新聞紙

   E ダンボール

   F おもしの本など


 5.標本がよく乾いたら写真アルバムなどに入れて保存しましょう。

   標本が充分乾いたことを確認してください。

   まず、上に乗っているダンボール、新聞紙を取ります。

   そして、海藻がはがれないように注意して布切れをはがします。

   写真アルバムなどに挟んで大切に保存してください。

   長期保存する場合は、光に当たらないようにしましょう。

   種類によっては、色が変わってしまうことがあります。




福井の海藻について

いろいろな海藻

海藻のおしば標本


福井県水産試験場トップページへ