1. 今月のトピック:

2026年3月までの日本海におけるスルメイカの調査結果と漁況

国立研究開発法人 水産研究・教育機構より、
「2026年3月までの日本海におけるスルメイカの調査結果と漁況」が発表されましたので、概要をご紹介します。


概要(抜粋)

(1)2025年10月に実施したスルメイカ稚仔調査では、スルメイカ幼生が1尾も採集されず、
親魚量の指標となると期待されるスルメイカ幼生の平均分布密度は2024年および
過去5年(2020年~2024年)平均を下回った。
(2)2026年1月~3月のスルメイカ(生鮮)の漁獲量は、日本海沿岸域全体で、
前年および過去5年(2021年~2025年)平均を下回った。


2. 沿岸観測結果

(1)観測定点図

(2)福井県沿岸域の表層水温(0m~50m深の平均値)

※ 平年 = 過去30年平均(1991年~2020年)

(3)福井県沿岸域および沖合域の平均水温(5月)

水深 沿岸 沖合
水温 評価 水温 評価
0 15.5 やや高い 15.2 やや高い
50 13.2 平年並み 12.5 平年並み
100 11.0 はなはだ低い 9.8 やや低い
200 6.4 平年並み 4.5 やや低い

水温評価の基準

評価 平年差 出現確率
はなはだ高い(低い) ±2℃程度 約22年以上に1回
かなり高い(低い) ±1.5℃程度 約7年に1回
やや高い(低い) ±1.0℃程度 約3年に1回
平年並み ±0.5℃程度 約2年に1回

(4)福井県沖の鉛直水温断面図(5月)