“福井の魚-ヤリイカ”
ジンドウイカ科
地方名:タケイカ(越廼・越前)、ケンサキイカ(越前)、ササイカ(越廼・美浜)
本県の冬期を代表するイカで、商品価値も高い。胴は後方が特に細く、鰭は胴の後方約3分の2を占める。腕が胴長の4分の1以下と短いのが特徴である。胴長40p位まで成長する。水深50〜150m位に生息し、産卵期に沿岸域に回遊する。産卵期は1〜4月であり、この時期に釣りや定置網で漁獲される。皮がむきやすく大型のものは刺身、小型のものは煮物やフライとして利用される。
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