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カレイ科 地方名:ヤナギバ(三国)、ホソバガレ・ホソバガレイ(福井)、メクラガレイ(福井・越前)、ヒダリシバ・ベタ・ベタガレイ(越廼)、ササガレイ(敦賀)、アマガレイ(美浜・小浜) 本県のカレイ類を代表する最重要種で、体は薄くて細長く、長楕円形。上顎は下眼よりもやや後方にある。上顎は下眼瞳孔の前方で終る。側線は胸鰭の上方でわずかに曲る程度。尾鰭の縁は丸い。有眼側の体色は茶褐色で、胸鰭と尾鰭の後部は暗色となる。全長30pに達する。水深80〜150mの砂泥底に生息し、底曳網で漁獲される。産卵期は1〜4月。多毛類や小型のエビ・カニ類を捕食する。極めて美味で、若狭独特の塩加減、干し加減で若狭がれい≠フ干物が作られる。さっと火であぶって食べる。 |
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