|
スルメイカ科 地方名：シリクサリ・トクサイカ・ホンイカ（越廼）、ウジイカ（敦賀）、シリヤケ（美浜）、シンコ（日向）、カワイカ（小浜）、シリイカ（和田・高浜）、ヒイカ（高浜）、オオシリ（小黒飯）、シリ（嶺南）シンコイカ（幼イカ・全県下） 本県で最も漁獲量が多く、重要なイカ類の一種。体色は鮮度のよいものは茶色で、鮮度の落ちたものは白色からピンク色と変化する。腕の長さは胴長の半分程度で、鰭の長さは胴長の約3.5分の1である。1年で胴長28pに成長する。暖流海域の30〜100ｍ位の層に生息し、昼間は下層にいるが、夜間には上層に浮上する。ほとんどが釣りで漁獲され、盛漁期は7〜10月である。産卵期は10〜2月。主に稚魚類や小型のエビ類を捕食する。刺身、天ぷら、フライ、焼物、塩辛、煮物、干物と用途が広く、最近は海のサラダ≠ﾌ材料としても多く使われる。 |
|
|
