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サヨリ科 地方名:サイヨリ(福井・越前)、サシ・サス・サユリ(越廼)、ナカッポ(越前)、スズコ(河野)、コヨリ(敦賀)、ミスサイラ・ミスサエラ(嶺南)、サエラ・スジ(小浜)、スズ(和田) 体は細長く、背部は青緑色。側面から腹部は銀白色。下顎は上顎より著しく長く、その先端部は赤または橙色。全長40p位になる。沿岸の表層に生息するが、時に河口や湖沼にも侵入する。釣りの対象魚として親しまれる他、本県では主として船曳網で漁獲され、漁期は4〜5月。産卵期は春から初夏。下顎をスプーンのように使って動物プランクトンを、時に小型昆虫類も捕食する。美味な魚で、天ぷら、酢の物、椀種、干物の他、すし種、刺身(糸作り)等にして利用される。 |
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