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タラ科 地方名:スケ(三国)、タラ(越廼)、ピンタラ(小浜)、コボダラ(小形魚、越廼) 体の前部は太く、後方に向かって次第に細くなる。上顎は下顎よりやや突出する。成魚では眼の直径より長い1本のヒゲが下顎の先端にある。体全体は淡い灰褐色で、背部と側部には不定形の暗色斑紋がある。体長85pに達する。200〜250m水深帯に生息し、延縄、底曳網で漁獲される。産卵期は1〜2月。幼稚魚期には動物プランクトンのオキアミ類、端脚類(ヨコエビ類)を食べるが、成魚では頭足類、エビ類、魚類を捕食する。タラちり、潮(うしお)煮、煮付、いも棒、ムニエル、バター焼、白子の汁物の他、乾燥して棒ダラやもみダラなどに加工される。 |
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