“福井の魚-カタクチイワシ”

カタクチイワシ科
地方名:ニガイワシ(三国)、ハラクチ(美浜・和田)、タレ・タレクチ(小浜・高浜)、セグロイワシ(小浜)、シロウオ(高浜)、シラス(稚魚、全県下)、カタクチ(全県下)

体は延長し、やや円筒状。吻は突出し、下顎が上顎より短いのが特徴である。最大全長は18pに達する。水深60m以浅の表・中層に生息する。主に定置網によって漁獲され、盛漁期は春と秋期である。産卵期は4〜7月。主として動物プランクトンを捕食する。成魚は養殖魚用の餌料や煮干、田作り(ごまめ)等の加工材料として、稚魚はチリメンジャコとして用いられる。


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