“福井の魚-ホッコクアカエビ”

タラバエビ科
地方名:アカエビ・アマエビ(全県下)

本県で最も漁獲量が多く、商品価値の高いエビである。体色は鮮度が良いと赤色が強いのが特徴である。成長するにつれて雄から雌に性転換をし、4〜5年かかって体長10p程度に達する。産卵期は3〜4月であり、産卵後、抱卵する。水深200〜500m付近に生息し、底曳網によって漁獲され、盛漁期は3〜5月、9〜10月である。アマエビの名のとおり、わさびじょうゆで生で食べると甘味があり、極めて美味。また、殻ごと塩焼、空揚げ、薄味のうま煮等にされる。汁物、鍋物、茶碗蒸しと用途は広い。


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