“福井の魚-アオリイカ”
ジンドウイカ科
地方名:モイカ(越廼・越前)、タルイカ・モチイカ(越廼)、アオメ(小浜)、グミ(小黒飯)、アオリ・シメイカ(嶺南)
鰭が胴の全域に沿っているのが大きな特徴。腕の長さは胴長の半分以下である。胴長45p位に成長する。水深50m以浅の沿岸暖流海域に生息する。成体は篭や定置網で漁獲されるが、量は少ない。9〜11月には幼イカが定置網で多獲される。産卵期は5〜6月。主に小魚類やイカ類を捕食する。非常に美味で、ほとんどが刺身として利用されるが、薄味の上品な煮物にもされる。
戻る