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カレイ科 地方名:アカガレ(三国・敦賀)、マガレイ(福井・越廼)、ミガレイ(福井・甲楽城) 有眼側(右)の体色は、暗褐色で、両眼の間には小さな鱗がある。上顎の後端は、下眼の後縁直下に達する。側線は胸鰭の上でゆるく湾曲している。全長40pに達する。底曳漁場におけるカレイ類の代表種で、ズワイガニを対象とする底曳網に混獲される。水深150〜500m迄生息するが、主な漁場は200〜350m水深帯に形成される。初漁期(9〜12月)には450m、盛漁期(1〜3月)には接岸して170〜270m水深帯へ移動、その後、終漁期(4〜5月)には、再び230〜320m水深帯へと漁場が変化する。産卵期は3〜4月。クモヒトデ類や甲殻類を主な餌料としているが、小型頭足類、二枚貝類、小型魚類等も捕食する。刺身の他、塩焼、干物、煮物等にすると美味。 |
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