“福井の魚-アカアマダイ”


              アマダイ科
地方名:クジ(福井)、クジダイ(越廼)、アマ(河野・敦賀・小浜)、グヂ(前記の他、美浜・高浜)、グチダイ(敦賀・和田)、メグチ(美浜・高浜)、シメグチ(高浜)

若狭湾に出現するアマダイ類のうち、最も普通にみられるもので、眼の後下方に逆三角形の銀白色をした斑紋があり、尾鰭に4〜5本の黄色帯がある。全長45p位になる。若狭湾全域、特に三国沖を中心とした水深70〜80m以浅が漁場となり、主に5〜12月の間、こぎ刺網、延縄、釣りで漁獲される。産卵期は8〜10月。主にエビ類、多毛類、貝類を捕食し、時に小型頭足類や魚類も餌として利用する。肉はやや水分が多いが、塩焼、干物、フライの他、みそ漬けにすると美味。


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