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アイゴ科 地方名:サンチョ(三国)、カシノハ(越廼)、チンチョウ(河野)、バリ(河野・敦賀)、テッキ・ハラゴチ・ヨヨシ(敦賀)、ウオヨシ(美浜)、イテテ・ウオサシ・ハラノテ(和田)、アツブチ・ハラクチ(高浜) 体は楕円形で著しく側扁する。体色は銀色を帯びた淡褐色で、灰白色の大型斑紋と多数の同色小型斑紋、または不規則な暗色斑が散在する。背鰭に7本、腹鰭に2本、腹鰭に2本の棘条があり、これに刺されると激しく痛む。全長30p位になる。主に沿岸域の藻場に生息し、刺網、定置網、釣り等で漁獲される。産卵期は春から夏。稚魚は、動物プランクトンを食べるが、成長に伴い、エビ・カニ類、多毛類の他、海藻類も摂餌する雑食性に変わる。皮や内蔵は特有の磯臭さをもつが、煮物、塩焼、干物等にすると美味。 |
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