耳石を取り出してみよう


 市販さている魚、釣ってきた魚の耳石を調べてみよう。

 ここでは、耳石の取り出し方について、簡単に紹介します。



魚の準備

 まず、魚を準備しましょう。必要なのは、魚の頭です。

 注意:フグの仲間など、毒のある魚は危険なのでやめましょう。

     オコゼ、アイゴなども、ヒレの棘に毒を持つので危険です。


 今回、用意した魚はシログチです。シログチは、別名イシモチ、イシモツともいいます。

 このイシとは、耳石のことです。頭の中に石のような耳石を持つことからそう呼ばれています。

 まず、頭を切り取ります。内臓、えらは取り除きましょう。

    
     準備したシログチ(全長27cm)         頭を切り取りました



魚の頭を茹でる

 魚の頭を茹でます。味付けをしても結構です。

 生の魚を解剖しても良いのですが、茹でたほうが頭の骨を外しやすいです。

 下の写真は、頭を下から開いたものです。矢印のところに耳石が入っています。

 (矢印のところは、耳石の場所を分かりやすくするため、魚の身を爪で取り除きました)

    
          茹でる前の頭               茹でた後の頭



耳石を取り出す

 頭の骨をはずしていきます。左下の写真は頭の骨だけにしたものです。

 矢印のところに耳石が入っています。

 中央の写真は耳石の上を覆う骨を外したところです。耳石が見えてきました。

 慎重に耳石を取り出しましょう。薄い耳石は割れやすいので注意しましょう。

 右の写真は取り出した耳石です。大きさは10.2oもありました。


     頭の骨      上の骨を外したところ    取り出した耳石



耳石を取り出しやすい魚

 耳石を取り出しやすい魚について、いくつか紹介します。

 やはり、大きい耳石を持つ魚の方が取り出しやすいです。

 カサゴ類、タイ類、スズキ、トビウオ、カマス、キス、ハタハタなどがお勧めです。

 うまく取れるようになったら、他の魚にもチャレンジしてみましょう。



魚の耳石について

いろいろな魚の耳石

日輪、年輪の数え方

石を持つ魚


耳石のキング

耳石の成長


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