プリンテッドエレクトロニクス技術を応用したスマートファイバーの開発

分野 繊維(プリンテッドエレクトロニクス)
テーマ名 インクジェット印刷によるテキスタイル上への回路形成技術開発
目的  近年、ウエアラブル製品が急速に市場に出回り、なかでも衣服型のウエアラブル製品が注目されている。衣類に電気配線や検知用の電極、バイタル情報を測定するセンサーを実装することにより、着用しているだけで容易に生体情報を得ることが可能となる。このようなバイタルセンシングでは、着用者が違和感を感じないことが重要であり、そのためには従来の電子基板を使用するのではなく、織物と同様のフレキシブルで伸長性のある電気配線技術が必要となる。そこで当センターでは、インクジェット印刷技術を使用し、曲面や凹凸のある織物上に直接電気配線を描写する技術を開発するとともに、配線上にセンサーを実装し、センサー機能を有するスマートファイバーを用いたスマートテキスタイルの試作を目指している。
 本研究では、インクジェット印刷によって導電性インクをテキスタイルに印刷し、テキスタイル上に電気回路を形成する技術の開発を行う。
成果
  • 画像データからテキスタイル上に導電性インク印刷技術を開発した。
  • 布(彩dex:セーレン叶サ)上に印刷し、電気回路として使用可能な電気回路の作製技術を開発。

フィルム上に画像データから印刷した「はぴりゅう」にLEDを実装して電気を流した様子
「はぴりゅう」… ふくいしあわせ元気国体2018・大会マスコットキャラクター
担当
研究者
辻 尭宏 (専門分野:糸加工・物性評価), e-テキスタイル研究G
増田敦士 (専門分野:繊維物性、製織技術),地域産業・技術振興課
帰山千尋 (専門分野:化学), e-テキスタイル研究G