ICタグテキスタイルの開発

分野 繊維(製織技術)
テーマ名 ICタグテキスタイルの開発
目的  スマートテキスタイル(以下「ST」)は、センサー機能を持つ素材やマイクロチップを埋め込んだ電子衣料など、エレクトロニクス分野との融合による次世代の繊維材料として、医療・福祉分野やセキュリティ分野など様々な分野での製品化が期待されている。最近では、エレクトロニクス技術の発展により電子基板の小型化が進み、今後は繊維上に各種機能を有した電子回路を構成し、それをテキスタイル化することにより、さらに汎用性の高いSTの開発が考えられている。
 そこで本研究では、電子回路としてICタグに着目し、これをテキスタイルに自動的に配置できるICタグテキスタイル製造技術を開発する。
成果
  1. ICタグテキスタイル製造装置の開発
    ICタグを糸状にしたICタグヤーンを緯糸に製織できる、ICタグテキスタイル製造装置を開発した。
  2. ICタグテキスタイルの研究
    ICタグテキスタイル製造装置を使用して、ICタグヤーン(2.45GHz, UHF帯)を緯糸に使用した織物を試作した。この織物のICタグは破損無く機能し、またコーティング等のテキスタイル加工もできることが分かった。
  3. ICタグ挿入装置の開発
    厚みのあるリネンICタグを袋状の織物内部に自動で挿入し、織り込むことができる装置を開発した。

開発したICタグテキスタイル製造装置


試作したUHF帯ICタグテキスタイル


開発したICタグ挿入装置


ICタグ挿入時

担当
研究者
増田敦士(専門分野:繊維物性、製織技術), 地域産業・技術振興課
村上哲彦(専門分野:糸加工、製織技術), 産学官共同研究G
飯島広和(専門分野:製織準備、製織技術), 繊維研究G