スマートテキスタイルのための織物基板製造技術の開発

分野 繊維(製織技術)
テーマ名 スマートテキスタイルのための織物基板製造技術の開発
目的  スマートテキスタイルは、新しい機能を備えたテキスタイル素材の呼称であるが、最近ではセンサー機能を持つ素材やマイクロチップを埋め込んだ電子衣料など、エレクトロニクス分野との融合による次世代の繊維材料として注目されている。そこで、織物の特徴である柔軟性と伸縮性を活かして、織物中に導電性素材を回路のように配置することで、柔軟性や伸縮性がある織物基板を開発することを目的とする。
成果
  1. スマートテキスタイル用の導電性素材の開発
    銅繊維をポリエステル繊維に巻き付けることにより電気抵抗が低く伸縮性がある導電性素材を開発した。
  2. スマートテキスタイル用の織物基板の研究
    非導電性繊維であるポリエステル繊維の織物中に導電性素材を織り込むことで、接触、非接触部分がある織物基板を開発した。また、この織物基板に電子部品を実装してLEDが点滅する簡易的な回路織物を試作した。


導電性素材の強伸度曲線

撚数と屈曲回数の関係

 


織物基板の試作


試作した回路織物

担当
研究者
増田敦士(専門分野:繊維物性、製織技術), 地域産業・技術振興課
村上哲彦(専門分野:製織), 産学官共同研究G