電気調理器用越前焼の開発

分野 窯業・工芸・デザイン(越前焼)
テーマ名 電気調理器用越前焼の開発
目的  越前焼として、電磁(IH)調理器や電子レンジなど一般家庭調理機器に対応できる新たな製品展開を図るため、急激な加熱に耐えうる耐熱素地の開発や、IHに対応可能な越前焼、電子レンジでの加熱を活かした越前焼の製造技術に関する研究を行う。
成果  低熱膨張原料であるペタライトを越前水簸粘土に40%添加することで、線熱膨張係数2.1×10-6/K、曲げ強度37MPa、吸水率4.8%の素地を作製した。この素地はJIS-S2400「陶磁器製耐熱食器」の基準以上の温度差600℃の耐熱試験に耐えうる素地である。この素地に合った釉薬を作製し、土鍋を試作した。この土鍋の底面に銀転写紙を焼付けることでIH対応の土鍋を試作し、また弁柄を主原料とした釉薬を鍋の内面に施釉して還元焼成することでマグネタイトを析出させ、電子レンジで加熱できる土鍋を開発した。
 成果は越前焼工業協同組合に移転し、一部商品化されている。

IH対応土鍋

電子レンジ対応土鍋
担当
研究者
真木教雄(専門分野:化学), 製品化デザイン支援G