小型FWDによる舗装診断方法の開発

分野 建設(道路・舗装)
テーマ名 小型FWDによる舗装診断方法の開発
目的  道路の供用にともない舗装は損傷し修繕が行われるが、繰返し修繕がなされる中、近年では表層(舗装の表面に近い層)だけではなくその下の路盤層(砂利)や路床層(土砂)も損傷を受けている場合が多く、FWDで舗装のたわみを測定し、適正な修繕計画を立てるようになってきた。FWDは台数も少なく高価なため、代替として簡易で経済的な小型FWDシステムの実用化を目的として開発を行った。
成果  小型FWDは重錘が小さく測定値も小さく精度が低いため、重錘を大きくすることに取組んだ。しかし重錘を大きくすることで弊害が何点か生じた。改良を重ねることで克服できた。FWDと小型FWDシステムとで同じ場所を2回ずつ舗装のたわみ測定した結果、R=0.9870とほぼ完全に相関していることが確認できた。小型FWDシステムはFWDの代替として使用することができると確認できた。載荷点から150cmの点については相関がやや低く信頼性に劣るが、補修履歴やCBR試験の結果など総合的に判断することで、県管理道路の修繕計画の一助になる。
担当
研究者
三田村文寛(専門分野:舗装工学),建設技術研究部