ふくい宇宙産業創出研究会 平成28年度 第一回研究会 開催報告

〜4つのワーキンググループ立上げと部材開発・環境試験等への取り組み、
ブレッドボードモデルレベルでの人工衛星機能の実現へ〜

 ふくいオープンイノベーション推進機構では、県内ものづくり企業に対し、宇宙産業でのニーズなど最先端の情報を提供することにより、宇宙産業への参入を支援していくこととし、「ふくい宇宙産業創出研究会」を設立し、産業化に向けた情報提供・意見交換を行っています。
 このたび、平成28年7月29日(金)に、福井県工業技術センター(福井県福井市川合鷲塚町61-10)講堂において、県内29企業のご参加を得て、平成28年度第1回研究会を開催しましたので、ご報告いたします。

 研究会では、株式会社日本総合研究所 リサーチコンサルティング部門 マネージャの齊田興哉氏より、『宇宙ビジネス通信 in 福井』として、世界や日本における宇宙ビジネスの最新動向や、日本の進むべき道、自治体初の福井県民衛星に対する期待や可能性が述べられました(セミナー内容)

 事務局より『2015年北陸技術交流テクノフェア2015特別展への出展』、『人工衛星設計基礎論開催』、『FOIPセミナー「宇宙産業のこれからの展望について」開催』などの平成27年度の活動報告と、平成28年度に実施中の『超小型人工衛星 製造実地研修(東京大学)』を報告しました。また、研究会を今後4つのワーキンググループ(WG)に分けて活動することとし、(1)構造(筐体)、(2)電気・通信、(3)要素技術、(4)先端宇宙研究の分野で主要研究開発課題の事例を紹介しました。さらに、次世代超小型人工衛星に必要とされる部材の開発や、環境試験等に取り組んでいくために参加企業にWGへの所属依頼と、各ワーキンググループで研究すべき課題の提案依頼をしました。今後、人工衛星としての必要な機能をブレッドボードモデル(BBM)レベルで実現させ、課題や研究テーマの抽出に取り組んでいきます。


斎田氏による講演「宇宙ビジネス通信 in 福井」

事務局からの活動報告

ワーキンググループのと主要検討課題説明

今後の研究課題のご提案依頼

参加した企業からは、
・研究会の取り組みが良く判った
・今後の研究会活動や取り組みが判った
・世界と日本での宇宙産業に関する動向が判った
・宇宙産業に必要とされる技術を体系的に研究していきたい
などのご意見を頂いています。

ワーキンググループと主要技術課題は以下の通りです。

  • 構造(筐体)系ワーキンググループ(WG1)
    熱サイクル、振動解析、筐体設計、難加工材処理などの課題に取り組みます
  • 電気・通信系ワーキンググループ(WG2)
    電力分配制御、通信の信頼性確保、衛星全体のモード設計、コマンド体系、制御アルゴリズムなどの課題に取り組みます。
  • 要素技術研究ワーキンググループ(WG3)
    個々の衛星の目的に応じた、アンテナ、各種センサ、カメラ等、温度制御や姿勢制御機器、耐宇宙環境試験方法などの課題に取り組みます。
  • 先端宇宙技術研究ワーキンググループ(WG4)
    衛星に限らずロケットや宇宙服など、上記に分類されない部材関連など、宇宙産業全般的な将来の課題に取り組みます。

平成28年度 第1回 ふくい宇宙産業創出研究会

講演

  • 「宇宙ビジネス通信 in 福井」
    株式会社日本総合研究所 リサーチコンサルティング部門 マネージャ 齊田興哉氏

議事

  1. 研究会活動報告(H27年度、H28年度)
  2. ワーキンググループの立ち上げについて
  3. 意見交換

参考資料

 

<お問合わせ・申込み先>

 (公財)ふくい産業支援センター
 オープンイノベーション推進部 技術経営推進室 松井、山本
 〒910-0102  福井市川合鷲塚町61-10
 TEL:0776-55-1555  FAX:0776-55-1554 Mail:foipアットマークfisc.jp

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