県工業技術センターと県内企業4社が開発に協力した、東京大学の世界初となる水推進エンジンを搭載した超小型人工衛星AQT-Dについて、開発に成功しましたのでお知らせします。
東京大学とは、これまでにも超小型人工衛星の量産に向けた製造効率化(生産期間短縮や品質向上)の共同研究を実施しており、その製造技術を活用して水推進エンジンを搭載する衛星バスを、県内企業4社が製造しました。県工業技術センターでは衛星の環境試験を実施し、性能や耐久性を確認しました。
また、6月15日(土)から開催される第32回宇宙技術および科学の国際シンポジウム(ISTS)福井大会の学術セッションにおいて東京大学から下記のとおり発表いたします。
AQT-D: CubeSat Demonstration of a Water Propulsion System Deployed from ISS
(ISSから放出されるキューブサット衛星搭載水推進システムの技術実証)
聴講には、ISTSへの参加登録(有料)が必要となります。
福井県工業技術センター 新産業創出研究部 宇宙・環境研究グループ 松井、末定
TEL:0776-55-0664 FAX:0776-55-1554 E-Mail:foipアットマークfisc.jp
オープンイノベーション推進機構の積極的なご参加とご活用をお願い致します。